2021年12月18日土曜日

自動撮影カメラの電池寿命

 このブログは完全に自己満足のものに過ぎないのだが,意外な人(まだ会ったこともない人も含めて)が読んで連絡をくれたりする.機会学習の専門的な知識を持っている人や自動撮影カメラを研究に使っている人もいるので,まあ自己満足も無駄にはならないようだ.


カメラ寿命を集計してくれたのと同じY君が,電池寿命についての図も作ってくれていたので,こちらについても公開しておく.完全に機種依存の情報でどこまで役に立つかはわからないが,新しくカメラを購入するうえでは役立つかもしれない.


図は,充電式のエネループ(1.2Vのニッケル水素電池)を使ったもので,カメラ(Browning社製)は20秒の動画を撮影するモードにしている.おおよその目安として,1日あたり数枚の撮影がある場合と考えてもらったらいいと思う.設置場所は,比較的温暖な房総半島である.




画質が悪くて見えにくいが,X軸は30日が一目盛,Y軸はカメラが稼働している割合を示している.少なくとも2ヶ月は電池がちゃんと持っているのが分かる.かなり優秀だ.ちなみに,上の図は2つの機種の結果を示しているが,稼働日数という点ではほぼ違いはない.「公称」だと新しい機種の方が(待機電力が小さいので)電池寿命が長く表記されてたりするが,実稼働日数はほぼ上限に達しているということなのだと思う.


なお,少なくとも我々が使っているカメラ+設定だと,ニッケル水素電池(充電池)を使った場合と(使い捨ての)アルカリ電池の間で電池寿命に大差はない.ニッケル水素電池は,フル充電した場合の電圧が1.2Vなので,カメラのモニターのバッテリー残量が低めに表示されるが,そのことは大きな問題にはならない.


カメラを大量に使う場合は,充電式にしないと毎回スゴイ量の電池を捨てないといけなくなる.私はそういうのに罪悪感を感じてしまうので,充電池はそういう心の負担?を減らしてくれたりする.



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